第四回人気投票
(参考)第四回人気投票期間中の主なサイトの動き
2008/03/28 「うつしゆめ」序章「京の夢」1
2008/07/16 「うつしゆめ」終章「現し夢」(完結)
2008/08/02 サイト携帯版作成
2008/03/28 「うつしゆめ」序章「京の夢」1
2008/07/16 「うつしゆめ」終章「現し夢」(完結)
2008/08/02 サイト携帯版作成
第四回人気投票 2008/3/1 ~ 2008/8/31
お気に入りの物語
- 1位
- 撞着する積木 (143票)
- 2位
- 黒の黄昏 (142票)
- 3位
- うつしゆめ (19票)
お気に入りの登場人物
- 1位
- 多賀根 朗 (112票)
- 2位
- サン (98票)
- 3位
- 有馬 志紀 (21票)
- 4位
- シキ (20票)
- 5位
- ロイ・タヴァーネス、柏木 陸 (11票)
- 7位
- レイ (8票)
- 8位
- エセル・サベイジ、タマ (6票)
- 10位
- インシャ・アラハン (5票)
- 11位
- ガーラン・リント (3票)
- 12位
- リーナ (2票)
- 13位
- ユール・サラナン (1票)
イチ押しカップル
- 1位
- 朗×志紀 (132票)
- 2位
- レイ×シキ (127票)
- 3位
- ロイ×シキ、エセル×インシャ、陸×タマ (10票)
- 6位
- 陸×志紀 (6票)
- 7位
- サン×リーナ (4票)
- 8位
- シキ×朗 (3票)
- 9位
- 嶺×志紀 (2票)
Author's Comment
今回から、作品単位での投票項目が増えました。その代わりというか、イチ押しカップルの投票はこれが最後となります。皆様、ご協力ありがとうございました。
さて。「黄昏」と「積木」、凄いデッドヒートです。それぞれ気に入ってくださっている方がいるんだなあ、とありがたく思っています。新作の「うつしゆめ」も善戦でした。
相変わらず一位を突っ走っている朗先生に、新たなるライバルが急浮上。黄昏・外伝「炒り豆」の影響か、主役押しのけてサンが堂々の二位となりました。
なのに、イチ押しカップルでは「サン×リーナ」がイマイチだという不思議。
その辺りのネタを使って書いた小話が、以下の「投票結果についての小劇」です。
話をまとめる上で、投票項目を都合よく解釈しています。お遊びネタとして、軽ーくお受け取りください。
投票期間まっただ中である 2008/05/08 に書いたものなので、ネタにした票数が最終結果とは違います。悪しからず。
さて。「黄昏」と「積木」、凄いデッドヒートです。それぞれ気に入ってくださっている方がいるんだなあ、とありがたく思っています。新作の「うつしゆめ」も善戦でした。
相変わらず一位を突っ走っている朗先生に、新たなるライバルが急浮上。黄昏・外伝「炒り豆」の影響か、主役押しのけてサンが堂々の二位となりました。
なのに、イチ押しカップルでは「サン×リーナ」がイマイチだという不思議。
その辺りのネタを使って書いた小話が、以下の「投票結果についての小劇」です。
話をまとめる上で、投票項目を都合よく解釈しています。お遊びネタとして、軽ーくお受け取りください。
投票期間まっただ中である 2008/05/08 に書いたものなので、ネタにした票数が最終結果とは違います。悪しからず。
投票結果についての小劇・楢坂高校編
「おい、珊慈。お前スッゲーぞ!」
「何だよ、嶺、何が?」
「これだよ、これ」
「んと、なになに? 『お気に入りの登場人物』? ああ、これって、この間の学祭のラジオドラマのやつ?」
「そ。今年はウチや物理部だけじゃなくて、美術部や文芸部とか、結構力作揃いだっただろ。で、新聞局の連中がアンケートとってたらしいんだけど、その途中集計が出たってさ」
「へー、新聞局って今年はそんな企画もしてたんだ」
「武藤さんが兼部してるらしいから、その関係じゃね?」
「って、あの一年の眼鏡の子? ドラマのシナリオ作ったのも彼女じゃなかったっけ?」
「そう。漫研とも兼部してるって言うし、文とか話とか書いたりするのが好きなんだろ?」
「……あー、なんか納得」
「何が?」
「んー。俺の役、やたら浦州と絡ませられるよなあ、って思ってたんだけどさ、そうかー、これが腐女子ってやつかー」
「は? 婦女子? そりゃ、武藤さんは女子だけど?」
「てか、俺、お前が主役で小っ恥ずかしいラブシーンに挑戦するって聞いたから、話にノったんだけど」
「シナリオ草稿見て、先生が青い顔してリテイク出してたから、削られたんじゃないか? って、おい! 何だよ、それ!」
「そんなことより、何が凄いんだ?」
「え、あ、ああ、そうだ、これだよ、このアンケート! 見てみろよ、お前が演った『サン』が二位だぞ! スッゲーな!」
「つうか、何、この一位。役名じゃないし」
「あ、まあ、俺も気になったんだけど……、あれか。多賀根先生本人にファンがついてるとか……」
「何落ち込んでんだよ」
「だって、見てみろよ、柏木なんてナレーターのくせに三票もとってんだぞ」
「ナレーターが主役と二票差か……」
「……」
「しかも、お前と違って役者本人に票が入ってるし」
「……」
「有馬さんも、さりげに人気なんだな」
「……」
「お前、本当に主役?」
「うるさいな!!」
「んー、それにしても本当に俺って凄いじゃん。多賀根先生と一騎打ちかー。なかなかの快挙だよな、うん」
「へっ。そうは言うけどな、その下の『イチ押しカップル』見てみろよ。『サン×リーナ』って一票しか入ってないじゃんか。俺なんか二位だぜ、二位」
「それが?」
「ふふん。イチ押しカップルに上げられるってことはだ、それだけパートナーとして魅力がある、ってことに決まってるだろ」
「ああ、つまり、二人揃って一人前、ってことね」
「誰もそんなこと、言っとらんわー!」
おあとがよろしいようで。
〈 完 〉