石燈さんが「九十九の黎明」のイラストを描いてくださいました！！！しかも全部で四枚も！！！
　製本版の九十九を読み返してくださって、それに合わせて、全四巻の各巻一冊ずつ主要登場人物を絵にしてくださったのです。既に読んだことのある物語を読み返していただける、というだけで嬉しいのに、そればかりかご感想もイラストも！　天にも昇る心地です。ありがとうございます！
　 
　この喜びを思う存分吐き出したいので、いただいたイラストを一枚ずつ見せびらかし――おっと、ご紹介したいと思います。まずは、製本版第一巻より、ウネンとイレナのコンビです！
　 
　パッと見た瞬間、視線がウネンの顔にぐーっと引き寄せられました。特に何か気負っている様子でもない朗らかで柔らかな表情なのに、どことなく意欲を感じさせるこの眼差し。イレナのほうが背が高くてポーズも堂々としているのに、ウネンがしっかりと主人公に見えるんですよ。これ、すごくないです？
　ウネンの服に使われている色のほうがイレナのよりもほんの少し鮮やかな分だけ、ウネンの存在感を強く感じられるのかな、とも思いましたが、でも線画の段階で拝見した時も、やはり最初にウネンに視線が吸い寄せられたんですよね……。本当に、魔法みたいです。
　 
　そうやってまじまじと見れば見るほど、ウネンが可愛くって、可愛くって……(*´ω｀*)　艶やかな頬と唇にいつまでも見入ってしまいますね……。きちんと女の子に見えるのに、「紅顔の美少年」って言われたら「そうか」って頷いてしまう、この絶妙の塩梅！
　 
　イレナもね！すごく綺麗で、しかも凛々しくて、むちゃくちゃ素敵です。自信たっぷりな表情に、オトコマエな佇まい。それでいて目元がとても優しげなのが、ほんといい……。
　 
　石燈さんは、この絵をPixivにも上げられていて、そちらには使用された画材などについて記されています。
　あらためて、素敵なイラストをありがとうございました！