あわいを往く者

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頂き物 九十九の黎明 イレナ(日常モード&護衛モード)

 kayaさんから「九十九の黎明」のイラストをいただきました!! 我らが女剣士、イレナです! しかも普段の姿と護衛時の姿の二枚も!! ありがとうございます!!!
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 丁寧に梳られた髪に、ぱっちりとした目、長い睫。重ね着の縁取りや編み上げのウエストもお洒落で、素敵なお姉さん、という感じがたまりません!! 番外編「ありのままの」でちょろっと記したとおり、彼女は普段、家畜の世話や畑仕事など家の手伝いをしているんですが、仕事の邪魔にならない範囲で髪型や服装にも気を遣っている、そんな彼女の様子が見事に表現されていて、大喜びです!!
  
 パッと見、優しそうなのに、気迫というか芯の強さが滲み出てくるようなこの表情も最高ですね。加えて、この姿勢の良さ。気負っているわけではないのに、ビシッと揺るぎない立ち姿。しっかりした 体 幹 が窺えて、またしても大歓喜です。戦う女子最高……。
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 そしてこちらが、ウネンを護衛している時のイレナです! 可愛い! そして格好いい!
 一枚目のイラストの、少しすました雰囲気と違って、こちらは実に屈託のない笑顔です。活動的で、生き生きとしていて、爽やかな初夏の風のよう。
  
 この世界のこの時代、「女のくせに」や「女は引っ込んでろ」なんて言葉が飛び交う中で女だてらに剣を振るっているイレナですが、腕前は認められても(「護衛なんてお嬢一人で充分だろ」第一章冒頭)町の自警団には参加できず、剣術の稽古や仕合などの場ならともかく、日常生活ではどうしても他人の目が気になって、意識して「普通の女子」っぽく振る舞うことも多いと思うんですよ。
 でも。ウネンに測量行の護衛を頼まれた時や、王都に呼ばれたウネンに護衛として同行した時の彼女は、そんな世間のしがらみを気にせずにありのままの自分でいられたんじゃないでしょうか。このイラストを拝見して、そんなことを考えました。
「行くよ、ウネン!」という溌剌とした彼女の声が、今にも聞こえてきそうです。
  
 kayaさん、素敵なイラストをありがとうございました!!

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