石燈さんからいただいた「九十九の黎明」のイラスト、三枚目です。製本版第三巻より、モウルと精霊使いの少女ロミ、そして彼女の相棒わんこマフを描いてくださいました！　ありがとうございます！！！
　 
　何よりもまず、ロミちゃんのこの表情が最高だと思うんですよ。「胡散臭いモウルを警戒するロミ」とのことなんですが、警戒の仕方がすごく可愛らしい (*´艸｀*)
　まだよく知らない相手だし、あからさまに不審な顔を見せるのは憚られて、最初はモウルの言葉に真面目に耳を傾けているんだけど、彼特有のあの勿体ぶった言い方や含みのありそうな言い回しを聞いているうちに、ついついこんな顔をしてしまってるんですよ。可愛い……。
　 
　そのモウルですが、とっても男前に描いてくださってるのに、なのに見事に胡散臭いの、まさに匠の技です。「純朴な女子高校生をナンパする兄さんみたいに見えますね」なんて美味しいコメントもいただきましたが、アカンｗｗもうそうとしか思えなくなってしまうｗｗｗ　ウネンとオーリがモウルのことを冷ややかな目で見てる姿まで連想しました。楽しすぎるｗ
　 
　もふもふわんこのマフがまた、イメージしてたとおりの姿そのままで素晴らしいです。しっかりモウルからロミちゃんをガードしているあたり、実に有能！
　ロミちゃんの服の素材感もお見事で、これきっと自分とこの羊の毛を使って作ったんだろうな、と想像が膨らみます。
　背後に描かれた風景も、丘が重なり合っている様子とか牧草地を囲む石垣とか、頭の中で描いていたとおりで、本当にすごい。
　 
　石燈さんのPixivをリンクしておきますので、是非ご覧ください。使用画材などについて記されています。
　石燈さん、素敵なイラストをありがとうございました！