綿野さんが、マイナビ出版ファン文庫Tears『神社であった泣ける話』収録の「越えてぞ行かまし八重垣を」のイラストを描いてくださいました！　ありがとうございます！！！
　 
　何よりもすごいのが、この、作中に出てきたとおりの再現度ですよ。詳しく言うとネタバレになってしまいますが、この紐の形状、僅かに歪んだ口、そして不慣れな者には読みづらい神社名までも！　物語の中からそっくりそのまま飛び出してきたと言っても過言ではありません。本当にすごい。
　 
　それに加えて、一枚のイラストとしての完成度がね……素晴らしいですよね……。
　光と影の絶妙なるバランス。そっと寄り添う紅葉。幽かに煌めくビーズは、まるで何かを囁きかけてくるかのようです。
　じっと見つめていると、お守りを外すに至ったかの人物の心情が、胸に迫ってくるような気がしました。感無量です……。
　 
　綿野さん、素敵なイラストをありがとうございました！！