あわいを往く者

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九十九の黎明 目次

筆写師見習いの傍ら、地図制作を請け負うウネン。領主の依頼で仲の悪い隣領との境界を測量することになった彼女は、護衛を探すために訪れた酒場で一人の旅の剣士と出会う。
ウネンが過去に作った地図を手に、剣士は「測量技術を誰から教わった?」と詰め寄ってくる。彼は、三年前に失踪したウネンの師匠を罪びとだと言って探していた。
  
師の犯した罪とは何なのか。門外不出の知識とはどのようなものなのか。
恩師の無実を証明すべくウネンの旅が始まる。
  
見た目ちびっ子な地図屋の少女と、少女の師匠を追う腕利き剣士と切れ者魔術師との、禁じられた知識と世界の秘密を巡る冒険譚。本編完結済み、番外編追加予定有り。
  
※常用外漢字にふりがなが必要な方や、台詞と地の文の間などに空白が欲しい方は、小説家になろう版をご利用ください。
※ページごとにサブタイトルが欲しい方は、上記なろう版かカクヨム版をご利用ください。
『Dawn of the Mapmaker』というタイトルでCross Infinite World社から英語版(電子書籍)が出版されました。→翻訳出版詳細

九十九の黎明

 初出@小説家になろう:2015/11/20~2016/11/20
第一章  雀の眼      
第二章  王都へ         
第三章  逃げる者、追う者       
第四章  祈りの丘          10 11 12 13
第五章  旅立ち       
第六章  もう一つの故郷    
第七章  魔術師と精霊使い      
第八章  追いすがる過去       
第九章  大切な人    
第十章  怪物      
第十一章  滅ぼさんもの     
第十二章  守りしもの      

番外編

お菓子の日  文庫本換算9頁・2017/2/14
バレンタインデー掌編。その後、のいつか。クージェの城にて。
お菓子の日、の、お返しの日  文庫本換算10頁・2017/3/14
ホワイトデー掌編。リッテンの脳筋魔術師&小柄剣士+ほら吹き古道具屋。
友の声  文庫本換算16頁・2017/3/18
「要するに、ぼくは、君と『友達』になりたいんだ」
警告 致命的なネタバレが含まれています。本編を読了した方のみご覧ください。
救出の夜  文庫本換算6頁・2017/8/9
ファンレターお礼掌編。第十章3のすぐあとのエピソード。第十章までのネタバレあり。
特訓  文庫本換算6頁・2017/10/8
第八章の始まる二週間前のエピソード。モウルから呪符の使い方を教わるウネンと、見守るオーリ。
後日譚・記憶  文庫本換算18頁・2017/11/23
本編の半月後。常盤の森での出来事を経て、変わってしまったもの、変わらないもの、少しずつ変わりゆくもの。
紲《きずな》  文庫本換算8頁・2018/1/10
本編の始まる十年ほど前。ばらばらだった国をまとめ上げた辣腕の王と、その右腕たる魔術師の或る日の会話。
役目  文庫本換算15頁・2018/2/1
ファンレターお礼掌編。オーリ12歳、モウル13歳の時のエピソード。第八章までのネタバレあり。
迷子  文庫本換算19頁・2018/2/1
ウネンが八歳の時のエピソード。第六章の終わりまで読んでいないとあまり面白くないと思います。
ありのままの  文庫本換算10頁・2020/1/11
第七章から第八章のあたり。イェゼロの町で親友の帰りを待つイレナ。
きっかけ  文庫本換算8頁・2021/9/19 NEW
ファンレターお礼掌編。オーリが七歳の春、あの少しあとのエピソード。第八章までのネタバレあり。
年越し風景  文庫本換算4頁・2021/11/20 NEW
年賀状掌編×2。本編ラストシーンの少し手前のお話&国境の町リッテンでの年越し。

プロトタイプ版

真夏に降る雪    文庫本換算31頁・2012/11/3
「熱」がテーマの「オンライン文化祭2012」参加作です。
「九十九の黎明」とは一部設定に相違がありますので、プロトタイプ版ということをお含みおきの上、本編を少なくとも第八章までお読みになった上でご覧ください。
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